Claude Code の実験機能 Agent Teams を使ってみたら、タスクの投げ方が変わった話
Claude Code の実験的機能 Agent Teams を実際に有効化して使ってみた体験談です。チームリーダーとチームメンバーの役割分担や、向いているタスクの見極め方をまとめました。
👀 結論から
Claude Code に実験的機能として Agent Teams が追加されていたので、実際に有効化して試してみました!
サブエージェント機能はこれまでも使っていたのですが、Agent Teams は仕組みがちょっと違っていて、複数の Claude Code インスタンスが独立したプロセスとして動き、お互いにメッセージをやり取りしながら並行で作業を進めてくれます。
結論から言うと、大きめのタスクを投げるときの選択肢が一つ増えた感じで、正直かなり便利でした(^o^)/
💡 Agent Teams とはなにか
Agent Teams は、1つの Claude Code セッションを「チームリーダー」役にして、複数の Claude Code インスタンスを「チームメンバー(teammates)」として並列に稼働させる機能です。
これまでのサブエージェント機能は、あくまで呼び出し元のセッション内で完結する一方向のタスク委任だったのですが、Agent Teams はチームメンバーがそれぞれ独立したプロセスとして動き、双方向でメッセージをやり取りできるのが大きな違いかなと感じています。
現時点では実験的機能(experimental)という扱いなので、デフォルトでは無効になっています。
環境変数 CLAUDE_CODE_EXPERIMENTAL_AGENT_TEAMS を 1 にセットすることで使えるようになります。
export CLAUDE_CODE_EXPERIMENTAL_AGENT_TEAMS=1
✨ 実際に有効化して使ってみた
さっそく環境変数をセットして、今回のブログ記事の自動生成パイプラインのリファクタを題材に試してみました。
チームリーダーに「フロント側の型定義とバックエンド側のAPIレスポンス、それぞれ担当を分けて並行で見てほしい」と指示すると、チームメンバーがそれぞれ担当領域を持って動き出します。
- チームリーダー: 全体の設計方針を決めて、各メンバーに作業を割り振る
- チームメンバーA: 型定義まわりの調査・修正を担当
- チームメンバーB: API周りの挙動確認・修正を担当
それぞれが独立したプロセスとして走るので、片方が長めの調査をしている間にもう片方が先に実装を進める、といった動き方ができるんですよね(・∀・)
途中経過はチームリーダーのターミナル上にまとめて表示されるので、それぞれのメンバーが今どんな状況かも把握しやすかったです。
👍 使ってみて感じた変化
一番変わったと感じたのは、大きめのタスクを最初から分割して投げる意識が身についたことです。
これまでは1つの大きなタスクをそのまま Claude Code に投げて、必要に応じてサブエージェントを呼び出す、という流れが多かったのですが、Agent Teams を使うようになってからは「これは役割を分けたほうが早いな」という判断を最初にするようになりました。
複数ファイルにまたがる調査や、フロント・バックエンドのように性質の違う作業を並行で進めたいときは、体感でもかなり時短になっている気がします。
チームメンバー同士が直接メッセージをやり取りできるのも便利で、「Aさんの型定義が決まったらBさんに伝える」といった連携を、こちらがいちいち仲介しなくても勝手にやってくれるのはありがたいですね(^^)
🤔 気になった点
まだ実験的機能ということもあって、いくつか気になる点もありました。
- トークン消費量が体感でかなり増える(並列で動く分、当然といえば当然)
- チームメンバーの数を増やしすぎると、逆に調整コストが増えて遅くなる場面があった
- シンプルなタスクだと、むしろ普通のサブエージェントの方が速いこともある
特にトークン消費については、Max プランでも利用上限に近づくスピードが早くなる印象があったので、無闇にチームを組ませるのではなく、「これは本当に並列化する価値があるか」を一度考えてから使うようにしています。
🚀 どんなタスクに向いているか
何度か使ってみて、Agent Teams が向いているタスクの傾向が見えてきました。
- フロントエンドとバックエンドのように、担当領域が明確に分かれているタスク
- 複数の独立した調査を同時に進めたいとき(例: 複数ライブラリの比較調査)
- 大規模なリファクタで、ファイル群ごとに影響範囲を分けられるとき
逆に、1つのファイルを順番に直していくような依存関係の強いタスクだと、チームを組む意味があまりなく、むしろ普通に1つのセッションで進めたほうがスムーズだと感じました。
🔄 仕組みが途中で変わっていた話
しばらく運用してから気づいたのですが、Agent Teamsは内部の仕組みがアップデートで結構変わっています。
最初に触ったときは TeamCreate や TeamDelete といった専用ツールでチームを明示的に作る必要があったのですが、今は環境変数をオンにした時点で暗黙的に1つのチームがすでに存在している扱いになっていて、Agent ツールに名前を渡すだけでそのままチームメンバーを増やせるようになっていました。
つまり「チームを作る」という手順そのものが省略されて、いきなりメンバーを増やす発想に近くなった感じです。
正直、最初にこのブログを書いたときの手順のまま数ヶ月放置していたら、途中で TeamCreate が呼べなくなって「あれ、動かない」とハマるところでした(・_・;)
実験的機能というだけあって、このあたりの土台部分は今後もアップデートで変わっていく可能性が高そうです。
自分のチームで導入するなら、と考えると、この機能はまだ「毎回同じ手順書が通用する」段階ではないので、READMEに手順をベタ書きするより、claude --help や公式リリースノートを見る習慣を先に根付かせておいたほうが事故が少なそうです。
並列で動かす便利さと、仕組みそのものがまだ動いている過渡期であることは、セットで頭に入れておく必要があると感じています。
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🙌 まとめ
Claude Code の Agent Teams は、複数のインスタンスがチームとして役割分担しながら並行で動く実験的機能です。
- 環境変数
CLAUDE_CODE_EXPERIMENTAL_AGENT_TEAMS=1で有効化できる - チームリーダーとチームメンバーが双方向にメッセージをやり取りできる
- 担当領域が分かれた大きめのタスクで真価を発揮する
- トークン消費が増えるので、使いどころの見極めが大事
まだ実験的機能ではあるものの、タスクの投げ方そのものを見直すきっかけになった機能でした。
大きめの開発タスクを抱えている人は、一度試してみる価値があると思います🙌
※ Agent Teams の仕様や有効化方法は今後変わる可能性があります。最新情報は Claude Code 公式ドキュメント をご確認ください👀