Claude Codeの「You should know」をオンにしたら、長いタスクの見落としを横から教えてくれた話!Mods の安全な試し方も
🙌 結論から
Claude Code に長めのタスクを任せることが多いなら、「You should know」はオンにしておく価値があります!
2026年10月1日の v2.1.287 で Claude Mods という仕組みが入り、その組み込みの mod のひとつが You should know です。
オンにすると、Claude が作業している横でもう1つのエージェントが様子を見ていて、私や Claude が見落としそうなことをプロンプトの上に短いメモで出してくれます。
マジで「隣の席の先輩がたまに声をかけてくれる」くらいの距離感で、うるさくないのが良かったです・・!
ただ、横のエージェントもモデルを呼ぶので、使用量は増えます。
私は「30分以上かかりそうなタスクのときだけ」と決めて使っています👍
👀 Claude ModsとYou should knowは何が来たのか
まず Claude Mods ですが、公式ドキュメントでは「Claude Code の見た目と振る舞いを変えるプラグイン」と説明されています。
中身は JavaScript か TypeScript で書いたイベントの処理で、ツールの呼び出し・プロンプトの送信・画面の描画といったタイミングで呼ばれます。
これまでの settings hooks がシェルのコマンドを外から走らせる仕組みだったのに対して、mod は Claude Code の中で関数として動くのが大きな違いです。
なので、プロンプトの上に帯を出したり、横にペインを出したり、ツールの呼び出しを止めて確認を挟んだりまでできます✨
そして You should know は、Claude Code に最初から入っている mod です。
- 名前は
/pluginの一覧だとcc-plugin-you-should-know - 初期状態はオフ
- 長めのタスクの間、side agent が会話を見ていて、気づいたことをプロンプトの上にメモで出す
- 公式の changelog では、オンにできるのは Anthropic のサービスを直接使っていて、テレメトリーがオンのセッション
10月2日の v2.1.288 では、メモの書き方が「we」「the main agent」「you」と、誰の判断だったかで言い分けられるように改善されています。
小さな変更ですが、メモを読んだときに「それは自分の指示の話か、Claude の判断の話か」がすぐ分かるので、かなり読みやすくなりました(^^)
🔧 オンにする手順と私の使い方
ここはそのまま真似できる形で書いておきます(`・ω・´)
1. バージョンを確認する
mod は v2.1.287 以降が前提です。
claude --version
2. You should know をオンにする
Claude Code のプロンプトでこれを打ちます。
/plugin enable cc-plugin-you-should-know@builtin
/plugin の「Installed」タブで「Show disabled」を開くと、組み込みの mod の一覧に出てきます。
組織のプランで使っている場合、管理者側で使えない設定になっていると一覧に出ないこともあります。
3. 長いタスクのときだけ使う
私が使っているのは、こういう場面です。
- Laravel のマイグレーションとモデルと画面をまとめて直すような、複数ファイルにまたがる改修
- 寝る前に投げて朝に結果を見る、テストを通すまで直してもらう系の作業
- サブエージェントを何本も走らせて、自分が全部のログを追えないとき
逆に、1ファイルの小さな修正で自分がずっと画面を見ているときはオフにしています。
自分で見ているなら、横のエージェントに見てもらう意味が薄いんですよね(´・ω・`)
私の場合は、最初に伝えた「既存のテストは消さない」という条件と違う方向に進みかけたときに、メモで気づけたのが一番ありがたかったです。
長いタスクほど、最初の指示を自分でも忘れているので・・!
💡 modとsettings hooksとスキルの使い分け
hooks の記事やスキルの記事を読んでくれた方は「どれを使えばいいの?」となると思うので、公式の比較をもとに私の使い分けを書いておきます。
| mod | settings hooks | スキル | |
|---|---|---|---|
| 何を書くか | JavaScript / TypeScript | シェルのスクリプトと settings.json | Markdown の手順書 |
| どこで動くか | Claude Code の中 | Claude Code の外 | Claude が読むだけ |
| 画面に何か出せるか | 出せる(ペイン・帯・行の書き換え) | 出せない | 出せない |
| 私の使いどころ | 画面に情報を出したいとき・確認を挟みたいとき | コミット前のチェックやログ取り | よく使う手順を覚えさせる |
私は今のところ、すでに動いている settings hooks は書き換えずにそのままにしています。
「危ないコマンドを止める」だけなら settings hooks で十分で、mod に移す理由が特にないからです。
mod を使いたくなるのは、画面に何か出したいときですね。
公式のサンプルにある token-weather は、コンテキストの埋まり具合をプロンプトの上に天気予報のように出してくれるもので、これは settings hooks ではできない見せ方でした🙌
🔧 modを入れる前に中身を確認する
ここは強めに書いておきたいところです。
mod は自分の権限で動くコードで、サンドボックスの外で動きます。
公式ドキュメントにも、ファイルの読み書き、プロセスの起動、ネットワーク通信、環境変数の API キーの読み取りまでできると書かれています。
なので、他の人が作った mod を入れる前に、私は次の手順を挟んでいます。
# リポジトリを手元に持ってきてから、インストールせずに中身を一覧にする
claude plugin validate ./some-mod
出力の hooks: にどのイベントで動くか、calls: にファイルの読み書きやネットワーク通信など何をするかが並びます。
calls: にネットワーク通信が出てきたら、どこに何を送るのかをコードで確認してから入れる、と決めています。
それでも挙動がおかしいときは、--safe-mode で起動するとインストールした mod をそのセッションだけ止められます。
ただし You should know のような組み込みの mod は --safe-mode では止まらないので、止めたいときは /plugin から無効にします💡
🤔 気をつけたいところ
満足している前提ですが、気になった点を2つだけ挙げます。
ひとつ目は使用量です。
side agent もモデルを呼ぶので、そのぶんプランの使用量や API のトークンを使います。
どれくらい増えるかの数字は公表されていないので、私は /usage を見ながら、長いタスクのときだけオンにする運用にしました。
ふたつ目は、メモが出る条件がはっきりしないことです。
diff や agents-md のような一部の組み込み mod はソースが公開されていますが、You should know は一覧に入っていません。
なので「どういうときにメモが出るか」は使いながら掴むしかないです(・_・;)
それでも、長いタスクで最初の条件から外れかけたのを1回止めてくれただけで、元は取れたと思っています💪
🔗 関連記事と使い分け
- Claude Code の hooks:settings hooks の基本です。コマンドを外から走らせるならこちらで十分です
- Claude Code の Skills:手順を覚えさせたいときはスキル、画面に何か出したいときは mod、と分けています
- Claude Code の Agent Teams:エージェントを何人も動かすときほど、You should know の横からのメモがありがたくなります
- Codex CLI の codex agents:Codex 側で並列タスクを一覧で見る話です。Claude Code は横で見張る、Codex は一覧で見渡す、と方向性が違うのが面白いところでした
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🙌 まとめ
長いタスクを任せるときの「見落とし役」として、You should know はかなりちょうどいい mod です。
最初は「AI の作業を別の AI に見張らせる?」と半信半疑でしたが、人間が全部のログを追えない長さになるほどありがたみが増す感じでした(^o^)/
mod 自体はかなり何でもできる仕組みなので、他の人の mod を入れるときは claude plugin validate で中身を見てから、というのだけは守っておくと安心です!
もう当たり前感あるけど、AI に任せる量が増えるほど「確認の仕組み」をどう作るかが大事になってきますね・・・!
※ バージョン番号・提供範囲は今後も変わる可能性があります。最新情報は Claude Code の公式ドキュメント をご確認ください👀