Cursor のトークン効率が7%改善した中身を読んだら、MCP を入れっぱなしにしていた不安が消えた話
🙌 結論から
Cursor が2026年9月に公開したトークン効率の改善で、エージェントのトークンコストが品質そのままで7%下がりました。
7%と聞くと小さく見えますが、中身を読むとけっこう大胆です。
システムプロンプトを約66%削って、MCP などのツールは「使うときだけ読み込む」形に変わっていました。
MCP サーバーを入れっぱなしにしても、呼ばない限りはほぼコストにならない、というのが私には一番大きかったです(^^)
一方で、キャッシュを効かせるには「会話の前半を変えない」ほうが得、という話もあって、ここは自分の使い方を少し変えました。
👀 MCPを増やすたびに枠の減りが気になっていた
私は Cursor に、GitHub・データベース・ブラウザ操作あたりの MCP をつないでいます。
便利なのでつい増やしたくなるのですが、ずっと気になっていたのが「ツールの説明文が毎回プロンプトに乗っているんじゃないか」という点でした。
使わない日の MCP までトークンを食っているなら、こまめにオフにしたほうがいいのか・・・。
実際、MCP をいくつかオフにして様子を見たこともあります。
でも、オンオフのたびに設定画面を開くのが面倒で、結局また全部オンに戻っていました。。
今回の改善の記事を読んで、このモヤモヤにかなりはっきり答えが出ました。
💡 今回変わったのはこの4つ
Cursor の公式ブログに書かれていた改善を、私なりにまとめるとこうです。
- システムプロンプトを約66%削減: 最近のモデルは言わなくても分かることが増えたので、指示を削った
- ツールの動的読み込み: 固定で載せるのは read・search・edit・shell のコアツールだけ。それ以外は必要になったら読み込む
- キャッシュの再利用を改善: GPT-5.6 以降の OpenAI API ではキャッシュの区切り位置を指定できるので、変わらない部分のあとに区切りを入れて、会話の後半だけを新しく送る
- ファイル読み込みの圧縮とサブエージェントの調整: 「探索はサブエージェントを使え」と強く促していた指示を外した
面白いのが最後のサブエージェントの話です。
最近のモデルは学習の段階でサブエージェントの使い方を覚えているので、プロンプトで強く促さなくても、ちょうどいい頻度で使うようになったそうです。
プロンプトを足すより削るほうが賢くなる、という段階にもう来ているんですね・・!
✨ MCPはツールを呼んだときだけ読み込まれる
一番気になっていた MCP の話をもう少し書きます。
公式の説明では、コア以外のツールを必要時の読み込みにしたことで、固定で載っていたツール説明のトークンが約60%減ったとのことです。
さらに、MCP ツールを呼んだセッションに限ると、合計トークンが46.9%減ったと書かれていました。
つまり、MCP をたくさんつないでいる人ほど恩恵が大きい改善です👍
私の使い方に置き換えると、こういうことになります。
- 使わない日の MCP を、わざわざオフにしなくていい
- 呼んだときに初めて説明文が読み込まれるので、つないでいる数よりも「1回のチャットで何種類呼ぶか」のほうが影響する
- 1つのチャットで GitHub もデータベースもブラウザも、と何でもやらせると、そのぶん読み込みは増える
なので、オンオフの管理はやめて、チャットを用途ごとに分けるほうに切り替えました。
🔧 私が見直した設定はこれ
キャッシュの仕組みを読んで、私が実際に変えたのは次の3つです。
| 見直したこと | 前 | 今 | 理由 |
|---|---|---|---|
| MCP のオンオフ | 使わない日はオフ | 全部オンのまま | 呼ぶまで読み込まれないので、管理の手間のほうが大きい |
.cursor/rules の編集 | 作業中に気づいたら即追記 | 作業の区切りでまとめて追記 | 会話の前半が変わるとキャッシュが使えなくなる |
| チャットの分け方 | 1つのチャットで何でも頼む | 調査・実装・PR 対応で分ける | 呼ぶツールの種類を絞れる |
真ん中の .cursor/rules は、私の理解で補っている部分です。
キャッシュは「前から変わっていない部分」を使い回す仕組みなので、ルールのような前半に乗る内容を途中で書き換えると、そこから先は使い回せなくなります。
これまでは、エージェントの癖に気づいたらその場でルールに足していたんですよね(・_・;)
今はメモだけしておいて、PR を出したタイミングでまとめて追記しています。
正直、目に見えて請求が変わったかまでは分かりません。
それでも「どう使えば無駄が出ないか」の筋が見えたのは大きかったです(`・ω・´)
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🙌 まとめ
Cursor の9月のトークン効率改善は、MCP をたくさんつないでいる人ほど得をする改善でした。
MCP はオンのままで大丈夫、そのかわりチャットは用途で分けて、ルールの書き換えは区切りでまとめる。
私がやったのはこれだけですが、コストを気にしながら使うモヤモヤはかなり減りました✨
Cursor の公式ブログには、ここに書いた以外の細かい数字も載っているので、MCP をよく使う方は一度読んでみると面白いと思います。
※ バージョン番号・提供範囲は今後も変わる可能性があります。最新情報は 公式サイト をご確認ください👀