ChatGPTの自動Thinking切り替えが廃止に!Chat・Work・Codexの使い分けを整理し直した話
👀 結論から
ここ数日、ChatGPT の返答が前より軽い気がするな・・と思っていたら、仕様が変わっていました(・_・;)
2026年9月14日から、Plus・Pro で Instant から Thinking への自動切り替えが廃止されて、モデルは自分で選ぶ形になっています。
これまでは難しい質問を投げると勝手に考え込んでくれていたのが、選ばなければ考えてくれないようになった、ということですね。
結論から言うと、慣れるまでは面倒だけど、コストと時間のコントロールはしやすくなったというのが数日使っての感想です。
💡 なにが変わったのか
OpenAI のリリースノートに載っていた変更点は、大きく分けて次のとおりでした。
- Plus・Pro で Instant → Thinking の自動切り替えを全世界で廃止(2026年9月14日)
- あわせて、Web版から 「Higher intelligence」の設定そのものが削除された
- モデルピッカーの Thinking スライダーは 即時 / 中程度 / 高 / 超高 / Pro の5段階
- Plus は3段階(中程度・高まで) が選択範囲
「Higher intelligence」が消えたのが意外と大きくて、これまでは設定でまとめて底上げできていたのが、毎回モデルピッカーで選ぶしかなくなりました。
「もっとちゃんと考えて」と文章でお願いしても思考レベルが上がらなくなったので、指示の書き方ではなく設定で解決するしかありません。
ちなみに、安全上の理由がある場合は今も自動で切り替わるとのことなので、「自動切り替えが完全になくなった」わけではありません。
あくまで「賢さの判断は人間がやってね」という方向に寄せた変更、という理解をしています。
あわせて、9月9日からは音声(Voice)にプランごとの時間上限が設定され、画像生成も Images 2.5 に更新されています。
🧭 今の ChatGPT は Chat・Work・Codex の3本立て
そもそも前提として、今の ChatGPT は1つのアプリの中に3つの入口がある構成になっています。
| 入口 | 役割 | 私の使いどころ |
|---|---|---|
| Chat | 質問に答える相棒 | 調べもの・壁打ち・文章の相談 |
| Work | タスクを最後まで仕上げる働き手 | 資料・スプレッドシートなど成果物を作る |
| Codex | 技術まわり全般 | コードを書く・直す・レビューする |
この整理を知らないまま Chat にコードの大改修を投げていた時期があったのですが、Codex に渡したほうが素直に速いことが多かったです(´・ω・`)
Work のほうは、複数のアプリやファイルをまたいで最終的な成果物まで持っていくのが役割なので、「調べて終わり」ではなく「資料を作るところまで」を頼みたいときに向いています。
📊 どのプランでどのモデルが動くのか
ここが一番ややこしいところで、プランによって「選ばなかったとき」に動くモデルが違います。
公式ヘルプの記載を整理すると、こんな構成でした。
| プラン | 既定・選べるモデル | GPT-6 Astra は |
|---|---|---|
| Free / Go | GPT-5.6 Luna(既定) | 使えない |
| Plus | GPT-5.6 Sol が 即時 / 中程度 / 高 を担当 | ChatGPT Work と Codex では使える |
| Pro / Business / Enterprise | Sol が 超高 まで+Sol Pro | GPT-6 Pro として利用可(週次・月次の割り当てあり) |
注意したいのが、Astra は「通常の Chat で常時使える最上位モデル」ではないという点です。
Plus の場合は Chat ではなく Work と Codex 側で Astra が使える形になっていて、Pro 以上でも「GPT-6 Pro」という枠で割り当てが決まっています。
そして 9月3日に Astra が出たあとも、無料・Go の既定は GPT-5.6 Luna のままです。
「最新モデルが出たから全員そこに乗り換わった」わけではなく、プランごとに段階的に配られている、という理解が実態に近いと思います(・_・;)
私は普段の調べものは Luna 相当の軽いところで十分で、設計の相談やコードの読み解きになったら Sol の「高」に上げる、という切り替え方をしています。
このあたりは GPT-6 Astra を触ったときの記事 でも書きましたが、単価が高いモデルを常用するより、必要なときだけ上げるほうが結局コスパがいいというのが実感です。
なお、あわせて GPT-5.5 は2026年10月14日に提供終了と案内されています。まだ古いモデルを指定したまま運用している場合は、切り替え先を先に決めておいたほうが安心です。
🤔 自動切り替えがなくなって困ったこと
正直に書くと、変更直後の数日はけっこう戸惑いました。
一番困ったのは、「難しい質問なのに軽いモデルのまま投げてしまう」事故が起きることです。
以前は自動で切り替わっていたので、雑に投げても勝手に考えてくれていたんですよね。
それがなくなったので、投げる前に「これは考えさせる必要があるか」を自分で判断するワンクッションが増えました。
慣れるまでは面倒ですが、逆に言えば毎回どれくらい考えさせるかを意識するようになったので、無駄に重いモデルで軽い質問をすることも減りました。
このあたり、Codex CLI の reasoning effort を自分で上げ下げする話とまったく同じ構図で、「どこまで考えさせるかを人間が決める」流れは各社共通なのかもしれません。
🎯 自分の使い分けルールを決め直した
今回の変更を受けて、自分の中のルールを言語化し直しました。
- 調べもの・軽い相談 → Chat の軽いモデルのまま投げる
- 設計判断・複数ファイルにまたがる読解 → Thinking を「高」まで上げる
- コードを実際に書かせる作業 → そもそも Chat ではなく Codex に渡す
- 資料・スプレッドシートを仕上げたい → Work に渡す
こうやって書き出してみると当たり前のことなんですが、自動でやってくれていたころは考えずに済んでいたわけで、その分の判断が戻ってきた感じです。
面倒ではあるものの、どのモデルにいくら払っているかが見えるようになったので、個人的にはこの方向は悪くないと思っています(^^)
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🙌 まとめ
2026年9月の ChatGPT まわりの変更を整理すると、こんなところでした。
- 9月14日から Plus・Pro で Instant → Thinking の自動切り替えが廃止(安全上の理由がある場合を除く)
- Thinking スライダーは即時 / 中程度 / 高 / 超高 / Pro の5段階。Plus は3段階まで
- 9月9日から Voice にプラン別の時間上限、画像は Images 2.5 へ
- ChatGPT は Chat・Work・Codex の3本立て。技術作業は Codex、成果物づくりは Work
- 既定モデルはプランで違う。Free / Go は GPT-5.6 Luna、Plus は Sol(Astra は Work と Codex 側)、Pro 以上は Sol の超高+GPT-6 Pro 枠
- GPT-5.5 は2026年10月14日に提供終了予定。古いモデル指定のまま運用しているなら切り替え先を決めておく
「どれくらい考えさせるか」を自分で決める時代になったという意味では、Codex CLI や Claude Code の effort 設定と同じ流れですね。
しばらくは面倒に感じるかもしれませんが、慣れてしまえば無駄が減る変更だと思います🙌
※ プランごとの提供範囲・モデル名・上限は頻繁に変わります。最新情報は OpenAI 公式リリースノート をご確認ください👀